DAITOTIME7月号(Vol.78):【冨田建設株式会社】TOMITA’ S LAB study vol.20<密は危険?!>

コロナ感染防止対策として、「3つの密(密閉、密集、密接)」を避けるということが大切です。その「3つの密」の内、住宅業界に関係するのが、『密閉空間』についてです。
「高気密高断熱の住宅が良いっていうけど、密閉空間だからダメなんじゃないの?」という思いも浮かびますが、なぜ密閉空間がダメなのでしょうか?
それは、「換気」が出来ていないからです。窓を開けましょう、換気をしましょう、というのは、気密性の高くない住宅が一般的に多いからです。
ひと昔前の一般住宅では、ほとんど計画的な換気がなされず、そもそも換気をするための仕組みを家自体に設置する決まりが無かったため、空気の入れ替えがほとんど出来ていない状態でした。計画的に換気をしなければ、空気はほとんど入れ替わりません。窓を開けたから換気できているだろうと思われがちですが、風が無ければ空気ははとんど動きませんし、気圧や温度など一定の条件が整わなければ風があっても室内の空気は動きません。
ですので、窓をすべて全開にしたところで、部屋の中の空気は完全には入れ替わらないというのが現状なのです。
一般住宅の換気は法律に引っかからない程度で済ませてしまうことが多く、逆に局所換気は「よどみ」を作り出してしまい、カビや結露などの原因にもなります。
高気密と換気システムは計画的な換気が行われていないと意味がありません。せっかく換気システムを付けていても、電気代がかかるからといって切っていたりしていませんか?高気密が悪いのではなく、適切な計画換気をしないことが健康を害する一番の原因なのです。
皆様のお住まい、又、これから建てる家の気密性や、それに対する換気システムがどうなのか気になる方は冨田建設までご相談ください!

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