遺言書を作成して活用しましょう【梅田中央法律事務所 髙尾 慎一郎 弁護士】

近年、いわゆる「終活」が話題になるなど、相続への関心が高まっています。残された遺族に自分の思いを明確にし、遺族の間の揉め事を防止するための有効な方法の一つが、遺言書の作成です。
一般的な遺言書としては、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。自筆証書遺言とは、その全文、日付、氏名を全て自書し、それに押印したものをいいます。ですので、パソコンで本文を作成しプリントアウトしたものに署名押印しても、全文を自書していないので、自筆証書遺言にはなりません。
自筆証書遺言は、他にも様々な要件を充たさなければ有効なものとして扱われません。したがって、特に支障がない限りは、公正証書遺言を作成することをお勧めします。公正証書遺言は、証人二人の立会いのもとで、公証人によって作成され、作成された公正証書遺言は公証役場で保管されます。遺言書が公証役場にて保管されることから、紛失、盗難といったことが生じません。また、偽造のおそれもありません。したがって、自筆証書遺言と比べると、その有効性が争われる可能性は低いと言えるでしょう。公正証書遺言にはこれらのメリットがありますので、私としては、自筆証書遺言ではなく、費用を支払ってでも、公正証書遺言を作成する方がよいと思っています。
終活に向けて、まずは遺言書の作成を考えてみてはいかがでしょうか。なお、せっかく遺言書を作成しても、いわゆる「遺留分」を侵害するような遺言書を作成すると、別の紛争を生じさせる可能性がありますので、遺言書作成の際には、弁護士など専門家に相談してみてください。

遺言書

事務所名 弁護士 髙尾 慎一郎
(大阪弁護士会所属)
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FAX 06-6363-6513

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