DAITOTIME12月号(Vol.72)：【進学塾みらい】知ってトクする教育ナウ35

小学校の通知表の見方２・３学期編②　所見を見て、お子さんの誉める材料に

もうすぐ２学期が終わり、通知表が渡される時期ですね。通知表の所見を受けて、どのようにお子さんにアプローチすれば良いかを紹介します。

どんな記述でも誉める材料に

所見の中には、「先生、それは少し誉めすぎですよ」と思う内容が書かれていても、お子さんには「よく頑張ったね」と誉めてあげましょう。反対に、うまくできなかったことを克服したり克服中の所見もあるので、過剰に心配したり「ちゃんとできる？ 今からやってごらん」と迫らずに「頑張り」を認めてあげて下さい。

お子さんが「本気になったこと」を誉める

誉める前にお子さんの「本気」「変化」を見つけられるかが大事になってきます。いい加減な頑張りは誉める必要はありません。本気で頑張ったことは誉めてあげましょう。そして、過去と今を比
べて良くなった内容について誉め、次に今は頑張っているからよくなっていないけれど、頑張っていることを誉めましょう。

誉めるシュチュエーションと進め方

ご飯を食べながらだとか、テレビを見ながらお子さんを誉めても効果は半減してしまいます。通知表をもらったその晩に、通知表を見るための時間をしっかり作りましょう。誉める手順は良いところが書いてある所見から。誉められた内容は、声に出してあげて読んであげて下さい。きっと、お子さんがその内容に関してのエピソード話してくれるでしょう。そして、最後に「三学期に、何か頑張りたいことはある？」と一緒に考えてみても
良いのではないでしょうか？

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