DAITOTIME12月号(Vol.82):【一般社団法人 アークステップ】障がいがあってもポテンシャルは無限大。

企業と施設の懸け橋に！

広いオフィスに所狭しと積まれた段ボール。中には有名製菓店の紙袋と底板。別の場所には某寿司店の箸と醤油セット。これらは全てアークステップが企業から仕事を依頼され、大東市近隣の障がい者福祉施設へ共同受注の窓口として仕事を受けたもの。製造、内職、ポスティング…障がい者施設によって得手不得手があり、どの分野を得意とした事業所かを判断し仕事を依頼。「企業側もアークステップが窓口になることでスムーズに発注ができます」と代表の北井さん。
長年の経験と北井さんの人柄ならではの事業だと実感。

障がい者福祉とともに描く未来予想図

障がいがあっても社会の一旦を担う人間として様々な業務にチャレンジしてもらいたい。大東市には、Ａ型やＢ型といった就労支援事業所が多数あり、そこで利用する障がい者の方が日々一般企業への就職のために、様々な訓練や作業を頑張っている。北井さんも大東市で実際に就労支援Ａ型の事業所を２か所運営していて、介護施設や税理士事務所等に就職した方も。そうした事業所がある存在を一般企業に幅広く知ってもらいたい、社会と障がい福祉サービスの共働、障がい者サポートに一石を投じるごとくグループホームの設立や事業所拡大を視野に入れ日々奮闘。思い描く未来をほんの少し垣間見れた時間でした。