9月1日は「防災の日」でした。避難グッズ、安否確認の方法、集合場所などは決まっていますか?
当院でも防災訓練を実施しておりますが、シナリオ(訓練内容)が事前に分かっていても人は思い通りに動けないことを痛感しております。
各地における想定外の地震や豪雨による災害被害は、まさしく、「備えても憂いあり 」です。これに連動するかのように災害対策への考え方にも変化が現れています。従来の災害対策は、災害発生時の初期対応(自分の身の安全確保や消火活動などを中心とした考え方でした。今は病院を含むすべての事業所は事業継続計画(BCP)を準備するよう行政より求められています。BCPとは、近い将来起こりうる大きな災害による被害を想定した上で、初期対応はもちろん如何に早く通常事業を復帰させるかの計画です。それを実現するために不足する資源の検討、購入計画や配備そして行動計画が重要となります。
皆様も大きな実被害を想定した上で、速やかな日常生活への復帰に不足しているものを常に意識され「備えあれば憂いなし」と言える環境整備に努めましょう。
病院名 | 野崎徳洲会病院 |
TEL | 072-874-1641 |
ADDRESS | 大東市谷川2-10-50 |